ぬかるみ小路に逸れる

文章の溜まり場所として使っていこうと思います(超不定期)

学園天国

またBでLな話しなので苦手な方は注意

 

昨日ふと『学園ヘヴン』というBLゲームを思い出した。このゲームもともとR18のBLゲーとして出たのだけどもその後PS2にフルボイスで全年齢版(といってもCERO:Cくらいだった気)として移植(R部分カット)されていて私は密かにこのゲームをJ・・・ゴニョゴニョ時代に買っていたのだった。

本当に今見てもキャスト豪華すぎる!けれど当時私は主人公の中の人に入れ込んでいたのでほぼその目当てだったね、ええ。(いえ今でも当時ほどではないけれど、追ってるコンテンツの好きキャラ担当されてるのでお声は聴きます)

で買ったは良いのですが当時私には部屋がなくPS2は居間のテレビに繋いでいたのでこのゲームを進める事が非常にしづらい・・・!直接的シーンはもちろん無いのですがちょっとだけサービスシーンみたいなのは要所であるので、見られたら気まずい訳です。なので少しずつ進め・・・ながらどのルート(誰にしようかな)に入ろうかと思っていたのですが、八方美人的な選択肢を取っていたら主人公が休日なのに一人だったな・・・なんて言う寂しいCGが出てきて、ここで気付く。

自分、アドベンチャーノベル苦手だ・・・!

そう実はこういったテキストを読んで選択肢で進めていく美少女ゲーム(この場合美少年ゲームですが)は初めてプレイするので勝手仕様がわからないばかりか淡々と文章や読み声を見て聞いていくのでプレイヤーは基本眺めるだけで暇なのです。RPGのように戦闘はないしACTのように自分でキャラを動かす事はない・・・!ただお話を読み聞いていく事に当時の戦闘狂な自分にとっては戦闘して~キャラ動かして~という気持ちで一杯だった。のでノベル形式のゲームは自分の肌に合わないというか持て余しがちになる事に・・・!(でもBLゲーをする気恥ずかしさもあった)

そんなこんなでただ持っていたゲームでしたが取説だけ学校に持っていって(当時の私はわりとアレなのです)友人などに見せたりなどしてウワワ、ウワーッとかしていたら、ある日突然フルネームで「~って子、いる?」と名指しをされ廊下に呼ばれるとそこには学年内のバリバリなギャル系の方々がおりました。

私は彼女たちの名前もわからなかったので怖い!私何かしましたか!?すみません・・・という不安な思いで一杯だったのですが、開口一番に仰られたのが「『学園ヘヴン』を持ってるって本当ですか!?」という何ともも意外すぎる言葉でした。そこからはキャーってな感じでトークしてあなた方もBLがお好きで・・・?という同志に巡り会えた奇跡。『学園ヘヴン』の力は凄い、伝説のゲーム・・・!?

それからその時の『ヘヴンの変』の時の一人は美術部の部長になりまして、友人になりゲーム自体も貸しました。それからもうほとんど私は学校に行ってなかったので会うタイミングもなく返すタイミングとかもほとんどなかったと思います、本当に申し訳ない・・・。でも本当に色々と楽しい時間や面白い時間を共有してくれたのでプレゼント!として受け取って頂きたい・・・!(何十年経って言ってるんだ)

私が持っていてもたぶんゲーム性からテキスト長いんじゃ~!(ゲーム性の否定)とかなって投げ出していただろうなと思うので(戦闘狂)・・・ゲームはやる事に意味があるのでやらない人よりやってくれる人の元にあった方が幸せなのです・・・。

でもこの『学園ヘヴン』の起こした出会いと奇跡は未だに記憶にしっかり残っています。ヘヴンすげえ、BLの輪すげえ・・・!ありがとう!!

 

そのあとも色々な名作BLゲーが発売続々されましたが、部長もあの時の彼女たちもその後BLゲープレイしたのかなあ・・・してくれてたら何か嬉しいな。『咎狗』『ラキド』『ドラマダ』とか辺り・・・好きそうだなとか勝手に思ってたりした昨日この頃。私は未だにアドベンチャーノベル系が苦手です。アクションパート欲しい・・・!闘いたい!